
「元気なうちに、もう一度一緒に旅行がしたい」「親孝行として温泉に連れて行ってあげたい」。高齢のご家族との旅行を考えるとき、そんな温かい気持ちが出発点になるはずです。
しかし同時に、「車椅子で大丈夫だろうか」「体調が悪くなったらどうしよう」「トイレや移動はどうすれば」といった不安も浮かんできます。実際、準備不足のまま出かけてしまうと、ご本人にもご家族にも大きな負担になってしまうことがあります。
この記事では、高齢のご家族を旅行に連れて行くための具体的な準備と、当日を安心して過ごすための心構えをお伝えします。
旅行前に確認しておきたい3つのこと
① 主治医への相談

旅行の計画を立てる前に、まず主治医に相談しましょう。持病の状態、服薬中の薬の管理、長時間の移動が可能かどうかなど、医療的な視点からのアドバイスを得ることで、無理のない計画が立てられます。
特に心臓疾患や呼吸器疾患のある方は、旅行先の標高や気温の変化にも注意が必要です。「行きたい場所」と「行ける場所」を事前にすり合わせておくことが大切です。
② 宿泊先のバリアフリー環境を確認
宿選びでは、以下のポイントを事前に確認しておくと安心です。
▶ チェックすべきポイント
- 客室内に段差がないか(和室の場合は布団の上げ下ろしも確認)
- トイレ・浴室に手すりがあるか、車椅子で入れるか
- エレベーターの有無と幅(車椅子が入るサイズか)
- 食事会場がテーブル席か座敷か(座敷のみの場合は要相談)
- 駐車場から客室までの動線に階段がないか
電話予約の際に「車椅子利用です」と伝えると、バリアフリー対応の部屋を案内してもらえる場合があります。ネット予約だけで済ませず、必ず電話で具体的な状況を伝えることをおすすめします。
③ 持ち物リストを作成する
普段の生活では困らないことも、旅先では「持ってくればよかった」となることがあります。
▶ 忘れがちな持ち物
- おくすり手帳・保険証のコピー・かかりつけ医の連絡先
- 使い慣れた杖やクッション
- 着替え(想定より多めに)・おむつ類
- 体温計・血圧計(普段から測定している場合)
- お気に入りのお菓子や飲み物(安心感につながる)
当日を楽しむための心構え
予定は詰め込みすぎない
旅行となると「せっかくだからあれもこれも」と計画を詰め込みたくなりますが、高齢の方にとって最大の敵は「疲労」です。移動と観光の間に必ず休憩を挟み、午前に1か所・午後に1か所くらいのゆったりした計画にしましょう。
「何もしない時間」もまた旅の楽しみです。宿のお部屋でゆっくりお茶を飲みながら景色を眺める。それだけでも、普段の生活とは違う特別なひとときになります。
ご本人の「やりたいこと」を優先する
家族としては「ここに連れて行ってあげたい」という思いがあるかもしれませんが、旅行の主役はご本人です。何が食べたいか、どこに行きたいかをご本人に聞いて、その希望を中心にプランを組むと、満足度がぐんと上がります。
家族だけでは不安なとき|プロの外出支援という選択肢
「連れて行ってあげたいけど、自分一人で介助するのは不安」「車椅子の移動に慣れていない」「医療的なケアが必要で心配」。そんなときは、プロの外出支援サービスを利用するという選択肢があります。
ビバライフサポートでは、旅行や宿泊を含む外出に介護の専門スタッフが同行するサービスを提供しています。看護師やPT(理学療法士)の同行も可能なため、医療的なケアが必要な方でも安心して旅行を楽しんでいただけます。
ビバライフサポートの代表自身も、車椅子のお祖父様を家族旅行に連れて行った経験が事業の原点です。「介護士がいたから実現できた、かけがえのない家族の思い出」——その体験を、一人でも多くのご家族に届けたいという思いでサービスを運営しています。
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奈良県内はもちろん、旅行先への同行も対応しています。「こんなことできるの?」というご質問だけでも大歓迎です。まずはお気軽にご相談ください。
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